キャンピングカーで8ナンバー登録する条件とは│メリット・デメリットも合わせて確認
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2025.08.05

キャンピングカーで8ナンバー登録する条件とは│メリット・デメリットも合わせて確認

  • キャンピングカーコラム
目次 [非表示]
  • 8ナンバーは特殊用途自動車で取得できるナンバー
    • キャンピングカーの8ナンバー取得は構造要件を満たす必要がある
    • 構造要件を満たせば軽キャンピングカーでも8ナンバーを取得可能
  • キャンピングカーの8ナンバー登録のメリット│主に税制面で優遇がある
    • 8ナンバー登録のキャンピングカーは設備が充実しており快適
    • 車種によってはキャンピングカーの自動車税(種別割)を安く抑えられる
    • 車検が2年に1回となるためランニングコスト削減に繋がる
  • キャンピングカーの8ナンバー登録のデメリット│他ナンバーと比較して検討
    • 8ナンバー登録のキャンピングカーは自賠責保険料が高くなる
    • 任意保険の比較や加入に手間がかかる場合がある
    • 改造時の整備費用が必要で購入時は割高になる可能性もある
  • キャンピングカーが8ナンバーなら設備が充実│メリットが多いなら初心者でもおすすめ
キャンピングカーで8ナンバー登録する条件とは│メリット・デメリットも合わせて確認

キャンピングカーのナンバーは基本的にベース車両によって異なります。大型のキャブコンなどでは8ナンバーは当たり前のように見かけるかもしれません。一方、バンコンや軽キャンピングカーなど中型・小型のモデルでも8ナンバーは存在します。

8ナンバーのキャンピングカーは、他のモデルとは異なる設備を持っているのが大きな特徴です。本記事ではキャンピングカーで8ナンバー登録する条件をはじめ、メリット・デメリットをご紹介しています。

8ナンバーは特殊用途自動車で取得できるナンバー

8ナンバーは特殊用途自動車で取得できるナンバー

自動車のナンバープレートに記載されている分類番号は0から9まであり、それぞれ車両の種別や用途を表しています。このうち8ナンバーは特定の用途に使用される「特定用途自動車」で取得できるナンバーです。キャンピングカーを含めて、8ナンバーを取得できる車両には下記のような種類があります。

  • 専ら緊急の用に供するための自動車:救急車、消防車、警察車など
  • 法令等で特定される事業を遂行するための自動車:給水車、医療防疫車、採血車など
  • 特殊な目的に専ら使用するための自動車:現金輸送車、車いす移動車など
  • キャンプまたは宣伝活動をおこなうための自動車: キャンピング車、放送宣伝車など

8ナンバー車両は特別な設計や装備が施されており、緊急時や法令で特定される事業をおこなうために用いられるという特徴があります。

分類番号(上1桁の数字) 自動車の種別 自動車の用途
1 普通自動車 貨物の輸送(トラックなど)
2 乗車定員11名以上の乗合車
(バスなど)
3 乗車定員10名以下の普通乗用車
4、6 小型自動車 貨物の輸送
5、7 人の輸送
8 小型・普通自動車 特殊な用途
9 大型特殊自動車 建設機械を除く
0 建設機械

キャンピングカーの8ナンバー取得は構造要件を満たす必要がある

キャンピングカーで8ナンバーを取得するには、法令で定められた構造要件を満たす必要があります。国土交通省の「自動車の用途等の区分について(依命通達)」には、就寝設備や水道および炊事設備についての要件が細かく記載されています。実際に8ナンバーを取得する際は、就寝設備の構造及び寸法や燃料タンクの設置方法など幅広い項目に気を配る必要があるでしょう。

キャンピングカーを8ナンバーに変更する場合は、構造要件を満たしたうえで構造変更の手続きも必要となります。構造変更をするにはある程度の手間がかかるため、はじめから8ナンバーを想定して架装されたキャンピングカーを購入するのもおすすめです。

キャンピングカーの構造上の要件「国土交通省: 自動車の用途等の区分について(依命通達)」
就寝設備 ・乗車定員3分の1以上の大人用就寝設備を有する
(端数は切り捨てる、乗車定員2人以下の自動車では1人以上の大人用就寝設備)
水道設備 ・10リットル以上の水を貯蔵できるタンクおよび洗面台等を有する
(タンクから洗面台等に水を供給できる構造機能、10リットル以上の排水を貯蔵できるタンクを有すること)
炊事設備 ・調理台等料理に使用する場所は0.3メートル×0.2メートルの平面を有し、コンロ等により炊事がおこなえること
(調理場所付近は十分な耐熱性・耐火性を有し、換気扇等により必要な換気がおこなえること)
室内高 ・調理台等を利用するための床面から上方には有効高さ1,600ミリメートル以上の空間を有していること
(調理台等の上面が、床面から上方に850ミリメートル以下の場合は1,200ミリメートル)

構造要件を満たせば軽キャンピングカーでも8ナンバーを取得可能

キャンピングカーの構造上の要件には、車両のサイズや排気量などは含まれていません。このため構造要件を満たすことで軽キャンピングカーなどでも8ナンバーを取得することが可能です。キャンピングカーの構造要件は2022年4月1日から改正されており、8ナンバーの登録が容易になったといえるでしょう。

  • 改正前: 乗車定員3分の1以上の大人用就寝設備を有する(端数は切り捨てる、乗車定員3人以下の自動車では2人以上の大人用就寝設備)
  • 改正後: 乗車定員3分の1以上の大人用就寝設備を有する(端数は切り捨てる、乗車定員2人以下の自動車では1人以上の大人用就寝設備)

例えば改正後は乗車定員が1人~5人までなら1つ、6人~8人なら2つの就寝設備があれば8ナンバー登録できるようになっています。室内高も一部規制が緩和されており、スペースの限られる軽キャンピングカーなども8ナンバー登録できる可能性が広がりました。

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キャンピングカーの8ナンバー登録のメリット│主に税制面で優遇がある

キャンピングカーの8ナンバー登録のメリット│主に税制面で優遇がある

キャブコンなど、大型のキャンピングカーは主に8ナンバーで登録することを想定して架装されているモデルが多いといえます。一方、バンコンや軽キャンピングカーは8ナンバー以外のモデルも多くラインナップしています。

構造要件が定められている8ナンバーのキャンピングカーは他のモデルとは異なる設備が持ち、税制面での優遇がある点もメリットです。ベース車両が同じでもまったく異なる仕上がりとなっていることもあるため、8ナンバーのメリットを理解しておくことが重要です。

8ナンバー登録のキャンピングカーは設備が充実しており快適

8ナンバー登録のキャンピングカーは車内にベッドや洗面台、調理に使用するコンロなどの設備が整えられています。シャワーの有無など一部の設備はモデルによって異なりますが、車内で長時間快適に過ごせる充実した設備が魅力です。一方、8ナンバー以外のキャンピングカーは水道・炊事設備が省かれていることが多く、就寝設備のみに焦点を当てたものが主流だといえるでしょう。

サブバッテリーやエアコンを活用し、水道・炊事設備が整った施設でキャンプすれば8ナンバー以外でも快適に過ごすことが可能です。8ナンバーを検討する際は、キャンピングカーをどのような用途で使用するかがポイントの1つとなるでしょう。

車種によってはキャンピングカーの自動車税(種別割)を安く抑えられる

8ナンバーのキャンピングカーは、他のナンバーより自動車税(種別割)や自動車重量税を安く抑えられるのが魅力です。3ナンバーや5ナンバーの普通自動車は8ナンバー化することで自動車税(種別割)や自動車重量税を少なからず安くできるでしょう。ただし、1ナンバーや4ナンバーなど一部のモデルでは8ナンバー化することで割高になる可能性があります。

また、キャンピングカーの重量税は車両総重量によって決まります。8ナンバー登録のために設備を増やすことで、重量税が上がる可能性もあるため注意が必要です。8ナンバー化することで自動車税(種別割)を安く抑えられるか、事前に確認しておく必要があるでしょう。

総排気量 税額/年額(税込) ※令和元年10月1日以後初回新規登録 差額
8ナンバー登録 自家用車
(エコカー減税適用前)
1リットル以下 20,000円 25,000円 5,000円
1リットル超1.5リットル以下 24,400円 30,500円 6,100円
1.5リットル超2リットル以下 28,800円 36,000円 7,200円
2リットル超2.5リットル以下 34,800円 43,500円 8,700円
2.5リットル超3リットル以下 40,000円 50,000円 10,000円
3リットル超3.5リットル以下 45,600円 57,000円 11,400円
3.5リットル超4リットル以下 52,400円 65,500円 13,100円
4リットル超4.5リットル以下 60,400円 75,500円 15,100円
4.5リットル超6リットル以下 69,600円 87,000円 17,400円
6リットル超 88,800円 110,000円 21,200円

車検が2年に1回となるためランニングコスト削減に繋がる

一部のキャンピングカーでは、8ナンバー登録をすることで車検の期間を短くすることが可能です。車両総重量8トン未満の貨物自動車の場合、通常は新車登録から2年間、以後1年ごとの車検が必要となります。一方、8ナンバー登録をおこなうと新車登録から2年間、以後2年の車検期間に変更されます。

  • 自家用車(軽自動車含む):新車登録から3年間、以後2年
  • 貨物自動車(8トン未満):新車登録から2年間、以後1年
  • 貨物自動車(軽自動車):新車登録から2年間、以後2年
  • 8ナンバー車:新車登録から2年間、以後2年

例えばハイエースなどをベースとした1ナンバーの貨物自動車なら、8ナンバー登録することで車検にかかるランニングコストを抑えられる可能性が高いといえます。なお自家用車(軽自動車含む)では、8ナンバー化することで初回の車検期間が短くなります。

キャンピングカーの8ナンバー登録のデメリット│他ナンバーと比較して検討

キャンピングカーの8ナンバー登録のデメリット│他ナンバーと比較して検討

8ナンバー登録のキャンピングカーは元のナンバーによってメリットの大小が異なります。すべてのキャンピングカーでメリットが発生するわけではない点に注意が必要だといえるでしょう。

また、メリットと同じく、デメリットも元のキャンピングカーによって違いがあります。キャンピングカーを8ナンバー化する際は、他のナンバーも含めて比較・検討することが重要です。

8ナンバー登録のキャンピングカーは自賠責保険料が高くなる

自家用乗用自動車や軽自動車の場合、8ナンバー登録をすることで自賠責保険料が高くなってしまいます。例えば自家用乗用自動車では25ヵ月契約で2,420円(税込)高くなります。一方、軽自動車の場合はそれほど大きな差はなく、貨物自動車の場合は8ナンバーにすることで逆に自賠責保険料を抑えることが可能です。

特に、最大で10,000円(税込)以上の差額が発生する普通貨物自動車での8ナンバー化はメリットが大きいといえます。1ナンバーや4ナンバーの場合、自動車税や自動車重量税のデメリットを打ち消すこともできるのではないでしょうか。

車種ごとの自賠責保険料(令和6年4月1日以降)(税込)
車種 25ヵ月 24ヵ月 13ヵ月 12ヵ月
自家用乗用自動車 18,160円 17,650円 12,010円 11,500円
軽自動車 18,040円 17,540円 11,950円 11,440円
小型貨物自動車(自家用) 20,950円 20,340円 13,480円 12,850円
普通貨物自動車(自家用)
総重量2トン以下
32,030円 30,980円 19,290円 18,230円
普通貨物自動車(自家用)
総重量2トン以上
29,300円 28,370円 17,860円 16,900円
8ナンバー 20,580円 19,980円 13,280円 12,670円

任意保険の比較や加入に手間がかかる場合がある

8ナンバーのキャンピングカーは、普通乗用車と同じように任意保険に加入することが可能です。ただし、自家用車としてではなく特殊用途自動車(キャンピングカー)として任意保険に加入することになります。自家用車と比較すると、特殊用途自動車(キャンピングカー)向けの任意保険を提供している保険会社は決して多いとはいえません。

インターネットでの申し込みが不可となっていることも多く、基本的には電話での見積相談などが必要となります。保険料や保険内容は取り扱い会社によって異なるため、比較をする場合は通常より時間がかかってしまう可能性もあるでしょう。

改造時の整備費用が必要で購入時は割高になる可能性もある

キャンピングカーを8ナンバー化する場合、構造要件を満たした上で構造変更の手続きをおこなう必要があります。キャンピングカーの改造や整備の費用は少なからず発生しますし、ナンバーを変更するまである程度の時間が必要です。車内だけでなく、車両総重量が増えたことによりサスペンションなど足回りの強化が必要となる可能性もあるでしょう。

はじめから8ナンバーを想定している場合は、ビルダーで架装済みのキャンピングカーを購入するのもおすすめです。設備が充実しているため割高になる傾向はありますが、ビルダーが架装と調整をおこなうため安心して使用することもできます。8ナンバーのキャンピングカーを希望する際は、購入後のメンテナンスなども含めてビルダーに相談してみるとよいでしょう。

キャンピングカーが8ナンバーなら設備が充実│メリットが多いなら初心者でもおすすめ

キャンピングカーが8ナンバーなら設備が充実│メリットが多いなら初心者でもおすすめ

8ナンバーはキャブコンをはじめ、バンコンや軽キャンピングカーでも登録することが可能です。就寝設備はもちろん、水道・炊事などの充実した装備が8ナンバーキャンピングカーの魅力となっています。キャンピングカー初心者でも、場所を問わずアウトドアを存分に満喫できるのではないでしょうか。

一方、車種によっては8ナンバー化することで維持費が高くなってしまう可能性もあるため注意が必要です。設備面が充実したキャンピングカーを希望しているなら、一度ビルダーに相談してみるのもおすすめです。

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